2008/12/12 自民品確議連/12月17日に総会/各省庁対応フォローアップ


【建設工業新聞 12月12日 記事掲載】

  自民党の「公共工事品質確保に関する議員連盟」(品確議連、会長・古賀誠選対委員長)は17日に総会を開き、発注関係省庁で構成する連絡会議が3月末にまとめた「公共工事の品質確保に関する当面の対策」の実施状況をフォローアップする。入札契約をめぐる最近の問題点なども協議し、公共工事品質確保促進法(公共工事品確法)の徹底を図る。
  品確議連の総会は6月9日以来。前回は、資材価格の変動に伴い工事請負金額を変更する「単品スライド条項」の具体的運用ルールが議論され、単品スライドが実施に移された。地域の中小建設業者の疲弊についても議論され、年内に再度会合を開き、各省庁の公共工事の品質確保に向けた対策の実施状況を確認することになっていた。
  今回の会合では、実施状況の点検に加え、入札契約をめぐる問題点なども議論される見通しだ。最近では、脇雅史参院議員が予定価格を事前に作成せずに建設業者を選定する方式を提案するなどの動きもあり、こうした点も話題に上りそうだ。

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