2009/2/5 国交省/施工技術検定試験、不正防止へ規則改正/帳簿に顔写真添付

【建設工業新聞 2月 5日 記事掲載】

国土交通省は、土木施工管理技士など建設関連の施工技術検定試験で、不正な替え玉受験が発覚したのを受け、今後の不正防止策として建設業法施行規則と施工技術検定規則をそれぞれ一部改正する。

指定試験機関が保存する帳簿に受験者の顔写真を加えるほか、合格検定書には実際に受験した人の顔写真を張り付ける。受験申請時の本人確認の厳密化を図るため、申請書類に添付する写真の規格も改める。土木、建築、電気工事、管工事、造園、建設機械施工の6種目の施工管理技術検定すべてが対象となる。国交省は、3月に改正規則を公布し、8月上旬の施行を予定している。

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