2009/12/16 09年度2次補正予算案/国交省分は5145億円に/発注平準化へ建設国債も

【建設工業新聞 12月16日 記事掲載】

政府は15日の閣議で、追加経済対策などを盛り込んだ09年度第2次補正予算案を決めた。国土交通省関係分は総額5145億円(国費ベース)。経済対策に加え、災害復旧費392億円と外国船舶油等防除対策7億円が含まれる。公共事業の発注平準化に向け2503億円(事業費ベース)も別枠計上し、年度内の契約発注が可能な工事は積極的に前倒し発注する方針だ。経済対策として計上された項目と予算額は次の通り。

【環境対策】▽事業用の環境対応車への購入補助延長=305億円▽住宅版エコポイント制度の創設=33億円▽地域材を活用した展示住宅の整備などによる木造住宅の振興=11億円▽海上交通の低炭素化の促進=50億円

【景気対策】▽下請建設企業の経営を支えるための金融支援=47億円▽優良住宅取得支援制度の金利引き下げおよび住宅融資保険の保険料引き下げ=4000億円。

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