2013/11/14 国交省/雪寒指定道路に3万キロ超追加/除雪費を補助

【建設工業新聞 11月 13日 1面記事掲載】

国土交通省は12日、国が除雪費用などを補助する「雪寒指定道路」に約3万1200キロを追加指定した。これに伴い、北海道や東北地方などの地方自治体に対し、社会資本整備総合交付金を通じ除雪や防雪、凍雪害防止にかかる費用の大半を17年度まで今後5年間補助する。

今回の追加指定に伴い、雪寒指定道路の対象総延長は約3万キロ伸び、約14万7830キロとなった。うち国道は約730キロ増の約2万5820キロ、道府県道は約2610キロ増の約5万1190キロ、市町村道は約2万7960キロ増の約7万0820キロとなった。ただ、指定を受けた道府県数(26)は追加指定前と変わっていない。

除雪機械の整備といった除雪対策には費用の3分の2(上限無し)、融雪施設の整備といった防雪対策や流雪溝の整備といった凍雪害防止対策にはそれぞれ費用の10分の6(同)を補助する。

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