2022/03/14 福田道路/GNSS・MMSを路面切削に導入/マーキング不要で渋滞解消へ

【建設工業新聞  3月 14日 8面記事掲載】

福田道路は、新潟県村上市坂町で施工中の道路維持工事に、現道での測量作業なしで路面の切削オーバーレイを可能にするマシンコントロール技術を導入。11日に工事の様子を関係者に公開した。

公開したのは北陸地方整備局羽越河川国道事務所が発注した「R3・4国道7号維持工事」。現場ではGNSS(全球測位衛星システム)、車で走るだけで測量可能な移動計測システム「モービルマッピングシステム(MMS)」で得たデータを再現できる建設機械を使用しており、切削路面の厚みの自動制御が可能。GNSSと、MMSを組み合わせたシステムを切削オーバーレイに採用するのは全国的に見ても珍しい。

このシステムを使うことで切削面の事前のマーキング作業が不要になり、車線規制による交通渋滞を抑え安全性が高まる。交通整理を担うガードマンの数を減らせるなどのメリットがある。

福田道路によると、このシステムは発展途上でありより精度を高めていけば熟練オペレーターに頼らなくても切削オーバーレイが可能になるという。

R3・4国道7号維持工事では切削オーバーレイの他に、道路土工、舗装工、縁石工なども行う。工期は2023年3月31日まで。

日刊建設工業新聞の購読申し込みは、こちら

戻る