2022/07/01 熱海土石流災害から1年/国交省直轄の緊急砂防工事進む、9月にも本堰堤完成へ

【建設工業新聞  7月 1日 1面記事掲載】

静岡県熱海市で発生した大規模な土石流災害から3日で1年がたつ。国土交通省直轄施工の緊急的な砂防工事が行われている現地では、新たに造る本設の砂防堰堤の建設工事が急ピッチで進む。この1年で被害拡大の要因とされる不適切な盛り土に厳しい目線が向けられ、法改正につながるなど盛り土規制の在り方も大きく変わった。=2面に関連記事

国直轄の緊急的な砂防工事は大成建設が施工を担当。作業時の安全確保を目的に無人化施工を駆使し、24時間態勢で速やかな復旧に取り組んでいる。

これまでに再度災害の防止措置として仮設ブロック堰堤の設置や既設堰堤の堆積土砂の撤去などが完了。新設堰堤の建設に3月着手し、6月30日時点で6メートルの高さまでコンクリートを打設した。

最終的には高さ13メートル、幅59メートル、施設効果量1万0800立方メートルの規模を予定。本堰堤を9月中旬にも完成させ、副堰堤や垂直壁の施工を経て年度末までの完成を目指している。

日刊建設工業新聞の購読申し込みは、こちら

戻る