2012/07/09 北海道建設関係行政書士協議会様が定時総会・研修会を開催

 北海道建設関係行政書士協議会(板垣俊夫代表世話人)が平成24年7月7日(土)13:00より、
ホテルライフォート札幌にて第19回定時総会を開催され、併せて研修会が開催されました。

 第1部では(株)ワイズより「建設工事における工事成績の採点基準と対策について」と題し、
ここ数年では経営事項審査対策よりも重要度が増している工事成績対策において、行政書士先生方が
関与できる部分を中心に解説させて頂きました。

 年1回の許可・経審業務等だけにとどまるのでなく、顧問先建設業者への新たな関与実務として
工事成績評定の考査項目別運用表を利用した進捗チェック業務と工事成績の担当者別逆算
シミュレーションをご紹介しました。

 ISOは年1回の審査で業務の仕組みを監査しますが、建設工事は毎月受注があるため、
本来は現場を毎月チェックする必要があります。
 しかし現在第三者(第二者)によるチェックの仕組みが業界に構築されておらず、
建設業者に最も近いパートナーとも言える行政書士先生方の関与により、
顧問先業者の工事成績が上昇し、総合評価方式入札における受注の安定や業績向上が期待されます。
今回は各地の実データを元に解説させて頂きました。


「総合評価入札方式開始後に業績を大幅に伸ばしている企業の例」

 先生方にとっても、年1回程度の関与が毎月の関与へとより親密な関係が構築でき、
顧問契約への変更が期待出来る新たな業務として、既に他の行政書士会様でも開催予定の人気セミナー
でもあります。

 第2部では、板垣代表世話人より、「建設業法施行規則及び経営事項審査の一部改正について」
と題して、主に今年度7月・11月に改正される項目について解説がありました。

 主に今後は雇用保険・健康保険・厚生年金保険の3保険に分けて審査され、減点幅が大きくなる
経営事項審査の注意点や、11月から予定されている許可更新時等の保険加入状況の書面提出や
立ち入り検査等について説明して頂きました。

 北海道建設関係行政書士協議会の皆様、ありがとうございました。
 今後ともワイズグループをよろしくお願いいたします。

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お問い合わせ先 : mail:info@wise-pds.jp 、TEL:026-232-1145 (担当:山浦)

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