2015/12/25 北陸整備局/設計業務等変更ガイドライン事例集作成/整備局で初、HPに掲載

【建設工業新聞 12月 25日 8面記事掲載】

北陸地方整備局は、局発注の土木設計業務で「設計変更になった事例」や「ならなかった事例」を集めて紹介した「土木設計業務等変更ガイドライン-事例集-」を作成し、24日付で局ホームページに掲載した。事例集の作成は全国の整備局で初めて。建設コンサルタンツ協会(建コン協)北陸支部に協力を仰ぎ、双方で設計変更事例を出し合ってつくった。

事例集作成は、改正公共工事品質確保促進法(公共工事品確法)と、今年1月に政府が決定した同法の運用指針に対応した措置。発注者の共通ルールである運用指針には、「設計変更の必要があると認められる」など条件の変化に応じて、適切に仕様書などを変更して変更にかかった分の業務委託料を支払うこと履行期間を変更することなどが盛り込まれている。

事例集には設計変更になった事例18(測量2、地質調査1、設計12、調査1、点検診断2)例と、ならなかった事例3(すべて設計)例を記載。各事例とも業務の概要、変更協議のポイントになった点、受発注者双方で行った協議の概要や設計変更でいくら増額になったかなどを図や写真を使用して分かりやすく紹介している。

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