2016/10/04 国交省/17・18年度入札参加資格審査/12月からネット受付、郵送原則廃止

【建設工業新聞 10月 4日 1面記事掲載】

国土交通省は3日、17・18年度の建設工事と測量・建設コンサルタント等業務の競争参加資格審査の受け付け方法を発表した。同省を含め関係省庁や独立行政法人などの発注機関が申請をインターネットで一元的に受け付ける。今回からネットに対応していない経常建設共同企業体(経常JV)に関する申請などを除いて郵送方式は原則廃止。社会保険未加入業者の申請は受け付けない。

ネット方式は12月1日~17年1月13日、郵送方式は12月1日~17年1月13日(当日消印有効)に申請を受け付ける。

ネットでの一元受け付けには工事で23機関、業務で24機関が参加。原則として一つのデータで全機関への申請が可能で、申請書を複数作成する必要がない。受付期間内で申請データを確定する前の場合、データの削除や再申請ができる。

ネット方式では、申請に必要なパスワードの発行申請を11月1日~12月28日に受け付ける。11月1日~17年1月13日に入力プログラムをダウンロード。申請データの受付期間は12月1日~17年1月13日となる。質問を受け付けるヘルプデスクも11月1日から17年1月13日まで開設する。

前回から工事の資格審査については、経営事項審査(経審)の総合評定値通知書で雇用保険、健康保険、厚生年金保険の加入状況がいずれも「加入」または「適用除外」となっていることが申請条件となった。

ネット受け付けの専用ホームページは工事が(https://www.pqr.mlit.go.jp/)、業務が(https://www.pqrc.mlit.go.jp/)。11月1日から利用できる。

国交省は同日、地方整備局、国土技術政策総合研究所(横須賀庁舎を除く)、官房官庁営繕部を対象とする17・18年度の競争参加資格審査(建設工事、測量・建設コンサルタント等業務)の受け付け方法も発表した。同省が独自に申請要件を設定している。

申請書類などは同省ホームページ(http://www.mlit.go.jp/chotatsu/shikakushinsa/index.html)で入手できる。

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