2020/03/19 CCUS登録で入札優遇措置-自治体で検討広がる/6県が導入済み・予定

【建設工業新聞  3月 19日 1面記事掲載】

建設キャリアアップシステム(CCUS)を活用する建設会社を公共工事の入札で優遇する検討が自治体で広がっている。事業者や技能者がCCUS登録している場合に評価点を加点するケースが多い。13日時点で山梨県が加点措置を導入しているほか、4月から福島、長野両県が導入を予定している。静岡県が6月、栃木県も10月の導入に向け準備している。

各自治体とも技能労働者への適正な賃金支払いにつながることが期待されるCCUSの普及促進が目的。福岡県は2020年度の入札参加資格者名簿にCCUSの導入状況を反映する。名簿に記載される建設会社がCCUSの事業者登録を済ませている場合、主観点数に5点を加点する。宮城県や三重県、熊本県も総合評価方式などで加点を検討している。

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