2020/07/22 国交省・栗田卓也事務次官が訓示/自然災害に機敏な対応を/現場努力を社会に発信

【建設工業新聞  7月 22日 1面記事掲載】

21日に就任した国土交通省の栗田卓也事務次官が東京・霞が関の省内で職員に訓示した=写真。危機管理や自然災害への機敏な対応が国交省の本質とした上で、「現場業務が大事。現場の努力を世の中に的確に伝えるため、社会とのコミュニケーションに努めていきたい」と強調した。

新型コロナウイルスの感染予防対策を機にワークスタイル改革が前進。若手職員が自ら考え始めていることを受け「一緒に考えていきたい。これから就職する人に選んでもらえる職場にしていくことも大事だ」と述べた。その上で「皆さんと一緒にいい仕事をし、良い職場を作っていくため努力していく」と力を込めた。

退任した藤田耕三前次官は「ポストコロナ・ウィズコロナの時代には、さまざまな変化への対応が求められる。期待される役割をしっかり果たしていけるよう、一人の国民として心から応援している」と激励した。

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