2021/10/27 女性技能者協会が発足/技能や知識向上支援/PR活動展開し人材確保に貢献

【建設工業新聞  10月 27日 1面記事掲載】

建設業での女性活躍を支える新団体として一般社団法人の「女性技能者協会」が26日に発足した。建設現場で働く女性技能者が継続して働ける環境づくり、技能や知識の向上などでさまざまな活動を展開する。女性技術者の活躍を後押しするプラットフォームは多く存在しているが、女性技能者に焦点を当てたケースはあまりない。女性技能者の活躍を幅広くPRし入職者の増加につなげる。

女性技能者協会は、なないろ電気通信(京都市左京区)で働く第1種電気工事士の前中由希恵さんの呼び掛けで発足した。同日付で京都地方法務局に設立を申請。代表理事は前中さんが務める。事業パートナーとして同社の協力会社、スタヂオ龍屋で働く電気工事士の徳丸達也さんが理事に就任した。事務局は京都府八幡市に置く。

定款によると、設立目的に女性技能者が継続して働ける職場の環境づくり、技能・知識の向上、業界内外に向けた技能者の魅力発信、一人一人のポテンシャル底上げを掲げた。

技能や知識を高めるための研修会・セミナー開催をはじめ、▽女性技能者の実情と意識調査、研究、情報発信▽女性技能者雇用促進と育成支援▽女性技能者に関連するイベントの運営受託▽会員に役立つ情報サービスの提供▽活動普及を目的としたグッズの制作販売▽建設業に関わる製造業との商品開発-などの活動を展開する。

時期は未定だが、近く会員になる企業や女性技能者の募集開始を目指す。前中さんは「格好良い仕事、憧れの職業の代表になるようブランディングしたい」と強調。女性技能者が活躍できる活動に注力する。男性も含めた担い手の確保に力を注ぎ、建設業全体の人手不足解消に貢献する考えだ。

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